さて、幸運にも、新型シビックタイプRの試乗機会を得ることができました。こういった機会を下さった、ホンダカーズ様には感謝です。
■スタイリング(カラー)
初対面となったタイプRは、レーシングブルー・パールとタイプRには珍しい青色。ディーラー情報では、メーカーからの割り当てとのこと。恐らく、購入者は、リセール観点からチャンピョンシップホワイト選択しが多くなると思われ、いざ、納入開始すると、レーシングブルー・パールを見る機会を得るのは皆無となってしまうため、試乗車段階で各色をディーラーに配置し、試乗車として町中を走らせることで、幅広い層にアピールすると考えられます。
というのも、私自身若きころは、2代目(EP3)、4代目(FN2)のチャンピョンシップホワイトのオーナーであり、例にもれず、タイプR=チャンピョンシップホワイトであり、実車確認前にはレーシングブルー・パールはないなと感じていました。しかしながら、目に鱗で、実車は少し落ち着いた英国車のような佇まいから、年齢相応こういった色もありかなと思った次第です。
実際見るとポルシェのマイヤミブルーを彷彿とさせる鮮やかな色であり、リアに向けて車幅が広がる車体には、青がよく似合い、威圧感はないが存在感増しているように感じます。
また、全5色ラインナップしており、人気順に並べると以下のようになるそうです。
■スタイリング(エアロダイナミクス)
・フロントフェンダーダクト
有名Youtubeチャンネル「Carwow」でおなじみ、エアダクトに関しては、しっかり貫通しており、フロントフェンダー内に滞留する空気をサイドへ流し、ホイールハウス内の空圧を軽減しているようです。日本のスポーツカーで、貫通している例は少なく、本気度が感じ取れます。
・リアスポイラー
今回の車体に関しては、車体のブルーに対しリアスポイラーがブラックであり、よい感じで存在感なく、好印象。年齢相応になると、リアスポイラーがいかにもやる気がある若者に見えてしまうため、リア周りはシンプルが個人的には好みです。
また、ここにきてリアスポイラー復活車両が多くなったと印象も受けました。20年程前は、一時期リアウイング採用見送るメーカーが多く、例として、2006年発売の初代Audi R8はリアスポイラーを持たず、2016年のフルモデルチェンジでリアスポイラー復活となっています。2000年初頭当時、車体したの整流により、ダウンフォースを得ることがハイテクだとしていた時期もありましたが、2015年以降はさらなる速さを追求のためか、リアスポイラー復活傾向と思われます。
オプションで、カーボンファイバー(黒)にポリエステルファイバー(赤)を織り込んだタイプR仕様も用意されていることが、しっかりコアな要望をキャッチしていると感心させられます。ちなみに、デザインチーフは女性の方であり、こういった心遣いができたのかとも感じました。
引用元:https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/webcatalog/styling/design/
0 件のコメント:
コメントを投稿