Ferrari Racing Days 2022 in Suzuka -(2)の続き
- パレードラン
12:40になると、Ferrari誕生75周年記念として、パレードランが行われました。
パレード前に、鈴鹿サーキットのスタートラインに、F1やMonzaなどスペチアーレを先頭にフェラーリのみで列を成していきます。F1やFXXkEvoの後ろには、288GTO、F40 、F50 、Enzo、La Ferrariなどスペチアーレが並んでいきます。その後方には、一般?のフェラーリが並んでいきます、ちなみに、812コンペティツォーネも後方に並んでるという状況。
Monzaは世界限定500台の「Icona(イコーナ)」であり、フェラーリ側から選出された顧客のみ購入することができます。今回は3台のMonzaが。またMonzaは「SP1」「SP2」に分けられ、SP1は一人乗り、SP2は2人乗り。また、どちらもフロントウィンドウを持たない。これは、1950~1960年代に活躍した、フェラーリ166MM Barchetta(バルケッタ:2人乗りのオープンカー)をオマージュしているため。
その後にも、ずらっとフェラーリが列を成します。
ホームストレートが跳ね馬で埋め尽くされていきます。
まだまだ、集まっていきます。
今回、75周年記念ということで、フェラーリオーナーであれば、専用サイトから応募すれば、パレードへ参加可能でした。
この後、先頭集団から出発、鈴鹿をパレードランしていきます。ただし、あまり告知していなかったからか(感染症対策かもしれない)、ホームストレート以外は観客少なく、走っている方は少し寂しかったかも。
それでも、1週して帰ってきたマシン達は、ホームストレートを颯爽と駆け抜けていきます。後方になるにつれて、前との間隔が大きく開いていたため、パレードランにしては、相当早く、瞬間的には200km/hでていそうなマシンも。
パレードランでは、どのマシンも素晴らしいサウンドを奏でていましたが、特に、812とポルトフィーノM、296GTBが良い音。昨今の騒音規制をクリアしているか怪しいレベル。812は、フェラーリ伝統のV12であり、バランスのとれた高音で澄んだ音。ポルトフィーノMは、V8をフロントエンジンに積むため、エクゾーストパイプが長く、低音になろうかと思うが、こちらも澄んだ音になっており驚いた。296GTBは、V6ターボエンジンということで、図太い音かと予想したが、見事に外れ、GT-Rとは違ってフェラーリらしい澄んだ音。やはり、クランクシャフトが違うとこんなにも違うのかと。
パレードランを終えたマシンが続々と駐車場へ帰還。
ちなみに、812コンペティツォーネは、1台だけレーシングカーのような、通常の812より、さらに高音で研ぎ澄まされた咆哮。これにナンバーがつくのかと思うと、高速道路のバックミラーの確認回数が増えそうだ・・・
また、駐車場には、500台を超える跳ね馬が佇む。
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