引続き 日産 GT-R nismo 2024年モデルを・・・

2023年1月27日金曜日

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  • 2014年と2024年のGT-R nismo
    • 驚きエンジンスペックは同じ
  • 2014年と2024年のエクステリアの変化
    • バンパー、スワンネックウィングなど
  • カーボン素材多様
    • 国産車でこれほど使っているクルマはない?


  • 2014年と2024年のGT-R nismo

今更感強いですが、2023年のオートサロンで発表された2024年GT-R nismoに関して、少し記事にしたいと思います。

初めてGT-Rにnismoグレードが追加されたのは2014年と10年ほど前の話。当時は2013年の東京モーターショーで初公開。(今回はオートサロンで発表と時代は変わったなと思い知らされます。)

今回の2024年モデルで驚いたのは、エンジンパワーに変化がないこと(良い意味で。)。年々厳しくなる騒音規制により、スポーツカーだけなくコンパクトカーレベルまで規制に引っかかるといわれた「フェーズ3」が2024年施行予定であり、よくクリアできたなと。開発担当者は相当苦労されたと思います


  • 2014年と2024年のエクステリアの変化

エクステリアの変化を見てみたいと思います。同じ角度からの画像なかったため、何となく同じ方向から。

上画像が2014年モデル、下画像が2024年モデル 

  • フロント

クリア塗装のカーボンパーツが増えたなという印象です。

2014年モデルのフロントバンパーもカーボン製ですが、車体色に塗装しているため、あまり目立たない。2024年式は、エンジンフード、フロントバンパー、フロントアンダーリップを、クリア塗装にすることで、カーボン織り目を強調、より軽量化していそう。

実際、安全装備、騒音対策でのエキゾースト重量増にも関わらず、車両重量は14年式から1720kgと変化なし、車体はかなり軽量化が進んでる様子。

  • リア

リアウィングが、スワンネックに変化。個人的にはあまり慣れないが、ポルシェケイマンGT4RS、911GT3など採用を見ると、整流効果はあるのだろう。何気に、トランクリッドもダックテールに変わっている。

  • 内装


パッ見変化ないように見えるが、ハンドル周りがスタイリッシュになり、中央コンソールも奥行が増して、少し開放的な印象を受けます。


  • カーボン素材多様

まず、カーボン製レカロシート。骨格部分の薄さ、そして肉抜き具合が恐ろしい。折れてしまいそうだが、カーボンであれば耐荷重に優れるのだろう。


リアスポイラーと付け根の部分であるトランクリッドもカーボン素材とのこと。

フロントルーバーもカーボン、フィンになっている部分など、プリプレグでの張り込み作業が大変そうである。

ルーフもカーボンで、カーボンとカーボンの間に軽量コア材をいれたサンドイッチ構造らしく、通常の単板カーボンよりも、さらに軽量化しているとのこと。

ルーバー同様、形状が複雑で作りこみがすごい。プリフォーム大変そうである。

エンジンフードもカーボンである。比較的単純形状だが、衝突安全性など考えると、設計は難しかったのではないだろうか。

ブレーキもカーボンセラミックですね。

国産車で、これほどカーボンパーツ使う国産車もあまり見たことなく、レクサスのRC F カーボンエクステリアパッケージや、ホンダのNSXくらいか。

カーボンパーツは、非常に高価で知られてますが、原材料費もさることながら、その加工費用がコストを押し上げている。PAN系炭素繊維にエポキシ樹脂を含侵させた、プリプレグによる成形方法の代表として「オートクレーブ成形」があるが、非常に成形サイクルが長く、設備の占有費などで非常にコスト高いことが言われてます。(ただし、これに勝る品質良好な成形方法はありませんが。)

ただ、脱オートクレーブ成形も進んでおり、今回のGT-Rのトランクリッドやルーフは、PCM工法と呼ばれるプレス成形による、コストダウンが行われているようです。今後もコストダウンが進み、一般車へ普及してくれればと思います。

また、カーボンは、炭素繊維強化プラスチック(Carbon Fiber Reinforced plastics)とも呼ばれ、鉄・アルミより比重が軽く、同じ強度部材・剛性部材であれば、軽くパーツを仕上げられるため、走行性能を重視する車に重宝されています。

ちなみに、最後のブレーキは、C/Cコンポジットといって、また別の部類になるようです。


出典:https://www.webcg.net/articles/-/47586

出典:https://bestcarweb.jp/feature/column/334465


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