・高速にてテスタロッサがエンジンストール
・手押しにて移動
・高速で車が止まった場合はどうする
ゴールデンウィーク中の高速パトロール隊を追跡した番組がアップされており、
その中に、阪神高速にてフェラーリ テスタロッサ立ち往生している様子が。
ゴールデンウィークは、季節も良く、スーパーカーを乗るにはいい季節で、
街中でも良く見かける季節です。
ただし、スーパーカーを冬の間は、融雪剤などの影響を考え、冬眠させているオーナーも多く、久々にGWに動かし、マシントラブルいより、立ち往生といったのは結構多いのかもしれません。
今回のようなケースの場合、発煙筒を積んでいるか積んでないかが、生死を分けそうです。
それでは、YouTubeを見ていきましょう。
高速管理センターモニターに、高速道路上で白い傘を振り回す人が映し出されています。
走行中にエンジントラブルにて走行不能になり、路上で停止、後続車からの衝突を避けるために、傘で合図をしていたようです。
テスタロッサは、2023年5月時点で中古車でも2000万円以上の価値があり、身を挺して後突は避けたい気持ちもわかります。
パトロール隊の判断で、押して安全な場所まで移動することに。
「重たい」。それもそのはず、テスタロッサは乾燥荷重で1500kgオーバー、フェラーリの場合、正味重量は+150~200kgで1700kg程度と考えられ、隊員3名で押すにしても大変かも。
フェラーリのエンジンフードは歪みやすいので、あまり押さないほうが良いかも。
発煙筒又は停止表示板(三角反射板など)は車に積んでいないと違反になります。
ちなみに、NEXCO西日本の故障時の対応には、
1.ハザードランプを点灯。発煙筒又は停車表示板にて、後続車へ合図。
2.乗員は、ガードレールなどの外へ避難。
3.非常電話などで事故状況を伝える。
の3ステップが正しいようです。
今回のフェラーリ テスタロッサは30年以上のクルマになり、常日頃整備していても不具合が起こってもおかしくなく、たまたまエンジンストールに繋がったように思えます。
また動画では、ヘッドライトついているところも見えるため、バッテリー容量が残っていれば、キーにて、セルモーターを回して、クラッチを操作すれば、電気の力にて、数十mは進めそうなので、そういった知識もあれば違っていたかもしれません。
フェラーリに限らず、高性能車両はエンジントラブルにつながりやすいため、
いざの時のため、備品と行動は覚えておきたいものです。
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