今話題のポルシェ動画について。ポルシェドライバーは覆面が見えていなかったのでは!?

2023年5月1日月曜日

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  • ポルシェ 718ケイマンの危険運転動画
  • ポルシェのドライバーは覆面が見えていなかったのでは?
  • ミッドシップの特性について語る

さて、YouTubeにて、ポルシェの走行動画が話題に。

2日で60万回再生されており、まだ再生回数増えているようです。

cool cars in japan様のチャンネルでアップされており、チャンネルではその他スーパーカーの走行動画(主に関西)や覆面パトカー関連動画をアップされております。

今回の動画は、片側3車線道路での出来事であり、動画撮影者は高速道路上に掛かる陸橋の上から撮影している模様。

内容は、左車線を走行する覆面パトカーに、右車線から車線変更してきたポルシェが、あわや接触しそうになるものです。

動画のキャプチャーを見てみみよう。

右車線を走るポルシェが、(方向指示器なし)で左車線へ。
恐らく、追い越し車線を走るトラックを左から追い越そうとした模様。

中央車線へ移動したものの、トラックも中央車線へ。

ポルシェはトラックを避けようと、さらに、左車線へ変更するも、そこには覆面パトカーがいるも、車線変更を進めます。この時覆面パトカーは異常事態を察知し、路肩へ車を寄せていることが分かります。

覆面パトカーの前に出るポルシェ。

動画撮影者が陸橋の反対側に向かったと思われ、視点が変わります。(にしても、撮影者の動き速いな)
中央車線へ車線変更終えた青いトラックを、ポルシェは左から追い越していきます。(この時は方向指示器をつけています。)

ポルシェを追いかける覆面パトカー。
ポルシェは、トラックを追い越すと、トランクフロントをかすめる様に、中央車線へ。

最後は覆面パトカーもトラックを安全にパスし、ポルシェと並走し、

さらに、ポルシェの前に覆面パトカーが出て、誘導を開始したところで動画は終わります。


ポルシェの車種ですが、718ケイマンと思われ、格納式リアウィング上がっていることから80km/h以上で走行していたと思われます(手動で上げている可能性もあり。)
ここからは、私なりに解説していきたいと思います。

動画の最初状況みると、この動画の少し前、恐らく、中央車線を走る緑のトラックが影となり、ポルシェから覆面パトカーは見えていなかったと推定され、
ポルシェは、追い越し車線を走る青色トラックをパスするため、中央車線へ。

覆面に気づいていないため、方向指示器まで注意がいっていなかったのでしょう。方向指示器だしていないのはポルシェの落ち度と思われます。

続いて青いトラックも中央車線へ移動開始。

恐らく、トラックのドライバーは後方から近づくポルシェへ道を譲ろうと、中央車線へ移動したものと思われますが、ポルシェの走行性能が上回った感じでしょうか。
トラックは高価な重機(ホイールローダー)を積載しており、故意に(妨害するため)車線変更したとも考えにくい。


ここが一番の問題場面で、既に左走行車線には覆面パトカーがいるにも関わらず。覆面パトカーに覆いかぶさる形で強引に車線変更すポルシェ。

しかし、ポルシェ 718ケイマンは新車価格900万円超え、中古でも600万円以上するため、事故は避けたいはず。まして、覆面パトカーに接触でもしたらと思うと無理に車線変更するメリットもなく。

恐らく、ポルシェのドライバーは覆面が見えていなかったというのが理由と思われます。
動画の遠近感が少し分かりにくいですが、ポルシェより少し後ろに覆面が居るように見え、ポルシェ 718ケイマン(ミッドシップエンジン車)特徴である、斜め後方視界が絶望的に悪い事に起因することではないかと思います。


フェラーリ360モデナも、ミッドシップにエンジンを搭載している関係で(今回のポルシェ718ケイマンと同じ搭載位置)、エンジン回りのボディの強化されており、Bピラー、Cピラーが太く、運転席から振り向いたとき、ちょうどBピラーないしCピラーで視界が遮られ、まったくと言っていいほど、斜め後ろが見えません。
今回も、ポルシェドライバーはBピラーやCピラーにより、後方が見えていない状態で車線変更したのではないかと思われます。(特にポルシェのハイパワー車であれば、だれも付いてこれないだろうと、後方確認を怠った可能性もあります。)

たまたま覆面パトカーという、手練れだったため、回避できたもの、普通のドライバーであったら大惨事になっていたかもしれません。

この時点でも、覆面パトカーに気づいていたかどうか。


ミッドシップエンジンの特徴として、エンジン音が背後から聞こえるため、高回転ではパトカーのサイレンさえも聞こえにくいかもしれません。


にしても、ほんの少しの距離で、覆面とこれほど距離差をつけるとは。
高性能版のポルシェ 718ケイマンSかもしれません。
(350psのエンジンパワーは怖いな。)



ポルシェオーナーもここでブレーキランプを点灯させているところを見ると、ようやく覆面の存在に気付いたのでは。


718ケイマンSの350psもあれば、馬力にものを言わせて覆面パトカーを振り切れることは可能だと思いますが、素直にブレーキを踏んでいるため、逃走の意思はなさそう。(どちらにしろ、これほどやればインターで必ずパトカーが待ち構えているが。)


やはりミッドシップの特性を知り、後方確認の重要性認識、ハイパワーだからといって、無理な運転をしないこと。車に恥じないような乗り手になれるよう心掛けたいと思います。


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