試乗の感想をまとめると
・エクステリアはGOOD。リアはネット画像の通りマッシブ。
・サウンドもGOOD。うるさすぎず、アイドル音はフェラーリ8気筒に似ている。
・ドライビングは、柔らかい足回りに、剛性あるシャーシで安心感。ただ走りは、ジェントル。高回転エンジンのため、回さなければ正直加速感は物足りないかも。
では、試乗の様子を。
4月初め、ポルシェ試乗でお世話になったVWと機械式時計をこよなく愛す「S」さんから
▶Sさん「BMW M2試乗機会あるけど、乗る?」
▶私「是非!是非!」
▶私「なかなか試乗車無いなか良く予約取れましたね。」
▶Sさん「いや、まだ分からないんだけど。BMWディーラーへ240iについて電話で聞いたら、M2の試乗車ありますよって。でも、まだ試乗車に卸していなくて、展示車を試乗車にしようかと考えているところらしい。」
▶私「そんなことあります?半導体で供給絞られてるから、展示車は販売に回すでしょ。それにタイミング良すぎですし。」
▶Sさん「いや、そうなんだよ。本当か分からないから。また近くなったら聞くよ。」
▶私「怪しいー。(誘ってもらったのに失礼な。)」
5月初め、VWと機械式時計をこよなく愛す「S」さんから
▶Sさん「5月中旬に来るって。いつがいい?」
▶私「本当と書いてマジ話だったんですね。半分疑ってましたよ。(内心は全力で疑っていた。)」
▶Sさん「いや、ホントだったね。アハハ」
▶私「では、この日いかがでしょうか」
▶Sさん「ディーラーに聞いてみるよ。」
▶Sさん「その日空いてるって。」
当日
午後半休を取得した私は、颯爽と会社を後にし、Sさんと合流。
BMWディーラーへ突入する。
席へ通され、少しするとSさんがコンタクトを取っていた営業が出現。
SさんのM2についてのクルマトークが炸裂する。正直あまり聞いていなかったら、営業から私へキラーパス。
▶営業「○○さんは、M2へのお乗り換えはいつごろ検討されていますか。」
▶私「あわわっわwっわあわw」(話の流れが全く分からず、あたふた)
(恐らく、営業からは変な人と思われただろう。)
どう答えたかは覚えていない。とりあえずフェラーリ所有していることだけは避けた。
▶営業「では、さっそく試乗へ行きましょうか」
外へ出ると、伝統のアルピン・ホワイトに塗られたM2が佇む。8速AT車両であり。
エクステリアをSさんと観察する。
想像していたより車幅が広い、フロントバンパーの奥には所狭しとラジエーターやインタークーラーが、そしてリアへ行くと、エキゾーストパイプが太いことに驚き。
2人でエキゾーストをのぞき込んでいると、
▶営業「エンジン掛けましょうか」
ぶろぉぉぉーん。ぼぉぼぉぉぉぉーー。
直6なのに、なぜかフェラーリV8エンジンのアイドリング音と似ている。さらに、アクセルを吹かすと、バフッ!、バフッ!とアクセルを戻したときに、アフターファイヤーの炸裂音が。2人ですげーと感動する。
▶営業「では、後部座席へ座り、道案内しますので、お2人は前へどうぞ」
まずは、Sさんから運転席へ。営業から操作説明を受け、一通説明受け、試乗開始。
バイパスを含む、比較的ストレートが多い試乗コース。
▶Sさん「乗り心地どう?」
▶私「Mシリーズだと構えていたが、非常に滑らかで、足は固くない」
▶Sさん「やっぱり」
片道1車線のちょっとしたバイパス(信号ない直線道路)へ差し掛かる。モードをSPORTへ
が、しかし、前方のクルマへ阻まる。
すると、
▶営業「少し先に、左に寄せられる場所ありますから。」
まさかの、タイミング調整。
間を空けて、いざ出発。
Sさん、アクセルを踏むが・・・
2人とも(アレ、460ps、56.2Nmが感じられない・・・)向き合う。
期待値が大きすぎたのか、肩透かしを食らった。
営業同乗のためそんなこと言えず。また、SPORTモードにしたがNomalモードとの違い分からず。足回りも変化を感じない。
後は惰性でディーラーへも戻る。
運転を私へ交代する。
▶営業「では、私は降りますので、2人でどうぞ。コースは同じです。」
1000万円近い車を2人でどうぞとは。ありがたい。
気を利かせてくれたのか、次のドライバーは運転がヤバそうと感じたのか分からないが。
ここから、本音トークを炸裂
▶Sさん「さっき言わなかったけど、正直強烈な加速は感じなかった。」
▶私「そうですよね。460psは感じなかったです。車重が1950kgと思いからですかね。」
▶Sさん「シャーシは良いね。まったく捩れることもなく、パワーも受け止めているけど、逆にシャーシが強すぎて、加速感がでないのかも。似たようなメルセデスAMG A45S乗った時に比較すと怖くない感じ。A45Sは、シャーシよりエンジンが勝っていたからアクセル踏み込むと、じゃじゃ馬感があり、ドライバーにも緊張感があったけど。」
▶私「ジェントルマシンですよね。この乗り味は女性は好きだと思います。」
▶Sさん「シートもいいし、家内はいいっていうだろうね。」
そんなこんなしていると、バイパスへ差し掛かる。奇跡的に前はオールクリア。
▶私「じゃ、まず軽く踏みますね。」
ぶぉーん。アクセル開度50%くらいで、5000rpmまで回す。
▶私「確かに、先ほど助手席で感じたものと同じでした。過激ではないですね。」
▶Sさん「そうだよね。」
▶私「じゃ、次のストレートでもうちょっと踏み込みます」
▶Sさん「いいよー。」
そして、少し下り勾配がある400mくらいのストレートへ差し掛かる。
私は、アクセルを一気に床まで踏み込む。ドライバーの意思をくみ取り、自動変速で2速ダウン。加速態勢に入るマシン。シフトダウン完了とともに、回転数があっとゆう間に上がりタコメーターが5000rpmを指す。まだアクセルは緩めない。レブまであと500rpmというところで、思わず。「うわっ」と言いそうになった。いままで従順だった3L ツインターボが目覚め、2次元的な加速的を始めた。明らかに後輪がたわみ、滑り始めるのがシートから伝わってくる。残り500rpmでこれが来るか。めっちゃ速い。ってか事故る寸前。暴れている。頭追いつかない。怖っ。すかさず、アクセル開度を50%くらいまで緩める。
▶私「いや、これヤバいですよ。(語彙力・・・)」
▶Sさん「最後速かったね。」
▶私「後輪たわみましたよ。」
▶Sさん「そう?気づかなかった。」
▶私「勘違いですかね(間違いなくたわんで滑ってたと思う)」
その後、Uターンしバイパスを戻る。最後の加速での疲労感がゆっくり流す。ゆっくり流してもアクセルワーク楽、40-50㎞/hを一定速度で流せる、エンジンが扱いやすい証拠だろう。
また、このマシンはブレーキがものすごく効く。初期タッチからガツンと効く。20㎞/hからだろうが、60㎞/hだろうがガツンと効く。どの速度領域でも同じタッチで聞くと飛ばしても感覚がつかみやすく安心感がありそう。
ディーラーに戻り、営業の方へ感謝の意を伝え終了。
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