- ハイパフォーマンスカーの注意点
- 出力密度が高いほど温度上昇に気を付ける
- ターボ車は特に異物に注意
- タービンが500~1000度近くにもなる
- 出力密度が高いほど温度上昇に気を付ける
- タービンが500~1000度近くにもなる
新潟の関越自動車道塩沢石打サービスエリアで車が炎上。車種はルノーメガーヌRS、消防隊により40分後無事鎮火したとニュース。
持ち主は、朝から焦げ臭いを気づいており、既に何等かメカトラブルを抱えていた可能性が高いと思われます。全乗員は無事。たまたま、外に出ていたときに燃えたとのことで一安心です。
ルノーメガーヌRSといえば、1.8Lから300psとリッターあたり167馬力を絞り出す高出力エンジンであり、発生する熱量はかなりのもの、一般的な車と比較すると炎上しやすい車ということは間違いなさそうです。
今回と関係は分かりませんが、ボンネットを開けると、運転席に近い位置にタービンが鎮座しており、全開走行を続けると暖房の効果があるとか。タービン周りは断熱材で覆われていますが、放熱のため、若干空いている個所があり、そこに枯葉など詰まっていくと炎上する可能性はありそう。
ご存じの通り、ターボチャージャーとはエンジンからの排気を利用し吸気量を増やす機構のため、エンジンの排熱を拾いやすく、金属製のタービンケーシング(ターボ外装)は真っ赤になるほど高温度になります。
また、この手のクルマは、軽量化や車体小型化のため、エンジンスペースを余すことなく部品が詰められるため、一度火が付くと延焼がより速いのだと思われます。
予防は、基本的なところで、日頃のメンテナンスやディーラー点検はこまめに行う、異変を感じたら車を止め、すぐにディーラーなりに相談することが重要となってきそうです。
参照URL:https://www.renault.jp/car_lineup/megane_rs/gps/index.html
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